保育現場

【遠足のねらい】立て方から遠足までの準備を分かりやすく解説

遠足 ねらい
悩むうさぎ保育士
悩むうさぎ保育士
保育園で遠足の担当をすることになったけど、どうやって進めて良いのか分からない。

また指導案を作成しているけど、肝心のねらいでつまずいている。

遠足を成功させるための情報をわかりやすく解説してくれているサイトはないかな?

 

こういったうさぎ保育士の悩みに現役保育士の私がお答えしていきます。

 

この記事を読むことでできるようになることは以下の通り。

・遠足の指導案が立てられるようになる

・遠足を成功させることができるようになる

・遠足で気を付ける点が分かる

・遠足前に準備しておくことが分かる

 

遠足のねらいの具体例もあわせて紹介していますので、ぜひ参考にどうぞ。

また、この記事の筆者の情報は次の通りです。

 

どーの先生とは
  • 現役保育士
  • 保育士歴4年目
  • 遠足担当の経験あり
  • 新人保育士の採用・研修経験あり

 

このような経験をしておりますので、ある程度信頼していただけます。

では早速、本題に入っていきます。

遠足のねらいを立てる

遠足 ねらい 立てる

まずは、指導案(日案)で1番重要なねらいについて考えていきます。

ねらいを考える方法は、大きく分けて以下の2つがあります。

 

  • 子どもの様子からねらいを決める方法
  • 遠足先からねらいを決める方法

 

どちらの方法を選んでも良いですが、遠足先からねらいを考える方法が比較的簡単にねらいを考えられることができます。

慣れないうちは、遠足先からねらいを考えるようにしましょう。

遠足先からねらいを決める方法

遠足 ねらい 立てる

順番が前後しますが先に、遠足先からねらいを決める方法をお伝えします。

 

例えば、遠足先の候補に水族館が上がっているとしましょう。

水族館には魚がいますから、生き物や魚についてのねらいを考えることができます。

 

以下に具体的なねらいを挙げていきます。

  • 海の生き物について知る
  • 魚の生活について知る
  • 命の尊さについて学ぶ

 

ざっくりとこのような感じ。

遠足前の保育時間に魚図鑑を読んだりして、魚に興味が持てるようにしておくと遠足での子どもの様子が変わってきます。

 

どーの先生
どーの先生
ねらいを決めた後は、保育中に遠足に興味が持てる用意子どもたちにアプローチしていきましょう♪

子どもの様子からねらいを決める方法

子どもの様子 ねらい 立てる

次は、子どもの様子からねらいを考える方法をお伝えします。

 

例えば、子どもたちの園生活の中で運動がブームだったとします。

その場合、水族館に行って館内を歩き回るよりも公園に行ってたくさん体を動かす方が子どもたちは遠足を楽しむことができます。

 

つまり、園生活で運動に興味があるのだから、遠足先で『体を動かす』と言うことにポイントをおくことで簡単にねらいを考えることができます。

 

以下に具体的なねらいを挙げておきます。

  • いつもと違う環境でも元気に体を動かすことができる
  • 公園内の遊具で遊び、体の使い方を遊びながら学ぶ
  • ルールを守り、お友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わう

 

こんな感じ。

どちらの方法にも言えることですが、子どもの年齢によってねらいを変えるようにしましょう。

 

どーの先生
どーの先生
3歳の子どもに、『ルールを守り、お友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わう』というねらいは不適切です。

難しすぎます。

遠足のねらいを考える上で気を付けること

遠足 ねらい ポイント

遠足のねらいの立て方が理解できたところで、遠足のねらいを考えるときに気を付けることについて話をしていきます。

 

遠足のねらいを考える時に気を付けるポイントは、以下の5つ。

  • 季節によってねらいが変わる
  • 年齢によってねらいが変わる
  • 遠足先によってねらいが変わる
  • 移動手段によってねらいが変わる
  • 遠足の内容によってねらいが変わる

 

上記について詳しく解説していきます。

季節によってねらいが変わる

季節 ねらい 変わる

遠足に訪れる季節は大きく分けて次の2つです。

 

夏は暑くて遠足には向きませんし、熱中症の心配もありますので、遠足には行かないようにしましょう。

同様に冬も遠足には向かない季節です。感染症や風邪を引くリスクが高くなります。

以上の理由から、保育園では春と秋に遠足を行います。

 

どーの先生
どーの先生
他の季節に遠足を行う保育園があったらすみません・・・。

春の遠足でのねらい

春の遠足のねらいは、以下のような状況によってねらいを分けて考える必要があります。

 

  • 新学期に行う遠足
  • お別れ遠足

 

要するに、卒園シーズンや新学期によってねらいが大きく異なると言うことを理解しておきましょう。

以上を踏まえて具体的なねらいを挙げておきます。

 

新学期の遠足の場合
  • お友だちとの親睦を深める
  • 新しい環境に早く慣れる

 

お別れ遠足の場合
  • お友だちとの思い出を作る
  • 先生やお友だちと楽しい時間を過ごす

 

上記のねらいが正解というわけではありません。

子どもの様子やクラスの色にあわせて、色々なねらいを考えてみて下さい。

 

以下に『春の遠足』で使いやすそうなねらいのワードを掲載しておきます。

参考にどうぞ。

  • 思い出
  • 仲良く
  • 新しい環境
  • 信頼関係
  • お友だち
  • 環境に慣れる

 

秋の遠足でのねらい

多くの場合、秋の遠足の時には、お友だちや先生との信頼関係ができています。

 

どーの先生
どーの先生
青線マーカーは、ねらいを設定する上でとても重要ポイントです。

 

ですから、お友だちや先生と楽しく遊ぶことに重きを置いてねらいを考えるといいでしょう。

具体的な秋の遠足のねらいは以下の通り。

秋の遠足(公園)の場合
  • 秋の季節を感じながら、慣れ親しんだお友だちや先生と楽しく遊ぶことができる
  • 秋という季節に興味を持ち、夏との違いについて気付く

 

もうひとつ、例を挙げてみます。

秋の遠足(芋掘り)の場合
  • いつもと違う環境でも、信頼できる仲間とともに普段の力を発揮することができる
  • お友だちと協力して、目的を達成することができる

 

このような感じ。

信頼やお友だち、仲間などを入れると比較的簡単にねらいを設定することができます。

 

以下に秋の遠足で使えそうなねらいのキーワードを紹介しておきます。

  • 仲間
  • 信頼
  • 秋の季節を感じ
  • 季節の違いを理解し
  • 慣れ親しんだ
  • 違う環境

年齢によってねらいが変わる

子ども 年齢 ねらい

遠足のねらいは、子どもの年齢によって変えていかなくてはなりません。

 

今までいくつか具体的なねらいの例を挙げてきましたが、命の尊さについて知るというねらいは、年長さんじゃないと難しいです。

 

逆もあって、年長さんに『海の生き物について知る』と言うねらいは設定ミスです。

何故なら年長さんは海の生き物について知っているからです。

 

どーの先生
どーの先生
こういったことに気を付けてねらいを変えていくように心がけましょう。

遠足先によってねらいが変わる

遠足 ねらい

遠足先が水族館や公園だった場合、当然ですが『ねらい』が異なってきます。

なので、遠足場所によってもねらいを変えるように心がけましょう。

 

極端な話になりますが、公園に遠足に行くのに『海の生き物について知る』と言うねらいは立てる保育士はいませんし、ほとんどの場合は公園に関係のあるねらいを立てるはずです。

 

つまり、TPOを考えてねらいを立てるようにしましょう。

 

どーの先生
どーの先生
基本中の基本なので、理解している保育士さんがほとんどだと思います!

移動手段によってねらいが変わる

移動手段 ねらい

遠足先までの移動する手段によっても、遠足のねらいを考えることができます。

 

例えば考えられる移動手段は以下の通り。

  • 自社園のバス(幼稚園に多い)
  • 観光バス
  • 交通機関

 

ほとんどの場合は、観光バスや交通機関を使った移動になるかと思います。

特に交通機関を使う場合は、交通機関でのルールを学ぶ大切な場面になりますからしっかりとねらいを立てる必要があります。

 

自社園のバス(幼稚園に多い)

園バスを利用する場合、他の人に気を遣うことなく気軽に会話を楽しむことができます

つまり、交通機関と違って、遠足をより楽しいものにすることも可能になるわけです。

 

園バスを利用して遠足に行く場合のねらいを少し考えてみます。

  • お友だちとの会話を楽しみ、遠足への期待感を高める
  • お友だちとバスレクを楽しみ、同じ時間を一緒に過ごすことができる

 

このような感じでねらいが完成しました。

日案の1つのねらいとして利用してみて下さい。

 

観光バス

観光バスを利用する場合、バスガイドさんがいるかもしれません。

バスガイドさんがバスレクやお話をしてくれるときは、『人の話を聞く大切さ』をねらいに入れると簡単に考えられるとも思います。

 

具体例を少し紹介。

  • バスガイドさんや運転手さんに挨拶をし、挨拶をする大切さを学ぶ
  • バスガイドさんや運転手さんが話をしているときは、話をしっかりと聞くことができる力を養う

 

上記のような感じ。

難しく考える必要はありなく、上記のねらいも10秒くらいで考えました。

 

どーの先生
どーの先生
もしバスガイドさんがいない場合は、先ほど紹介した園バスでのねらいを参考にしてくれたらOKです。

 

交通機関

交通機関を利用する場合は、ルールを守らなければ他の利用者に迷惑がかかります。

なので、先ほどのように『楽しい』が目的ではなく『ルール』をねらいに入れると引き締まった指導案になります。

 

どーの先生
どーの先生
目的によって、使い分けるようにしましょう!

 

具体例を紹介します。

  • 駅までの移動中は自転車や自動車に気を付け、交通ルールを守って安全に移動することができる
  • 電車の中では静かにして、他の利用者も快適に過ごすことができるようにする

 

このような感じになりました。

 

どーの先生
どーの先生
移動手段1つをとって見ても保育の幅が広がります。

なので、色々考えながら子どもたちに合うねらいを考えてみて下さいね。

 

結局、ねらいを考えるときは子どもたちに何を伝えたいのかをしっかり明確にすることが大切です。本当にこれにつきます。

遠足前の保育士がやるべきこと

遠足前 保育士 準備

以上が、遠足の指導案のねらいの考え方について話をしてきました。

とは言っても、保育士の仕事は遠足の指導案作成ではありません。

遠足を楽しみつつも、安全に帰ってくるまでが遠足です。

遠足が無事に成功するように、遠足前の保育士がやるべきことについて話を深掘りしていきます。

 

遠足に行くまでには下記のことをやっておきましょう。

  • 遠足先の下見をする
  • 当日の役割を伝える
  • 保護者へ連絡する
  • しおりの作成
  • 雨天時の対応について考える
  • 遠足までの導入

 

上記6つについてみていきます。

遠足先の下見をする

遠足先 下見

遠足先を決めたり、ねらいが決まったりしたら遠足場所の下見を行うようにしましょう。

下見をすることで、事故や迷子などのトラブルを回避することができます。

『何回も言っているから・・・。』と油断しないようにしましょう。

 

どーの先生
どーの先生
油断していると子どもたちを危険な目に遭います。

 

また下見の時は、以下のことに気を付けて行うようにしましょう。

・どの道を使うのか

・移動手段

・休憩場所

・集合写真を撮る場所

・はぐれたときの集合場所

 

どーの先生
どーの先生
効率よく下見を行い、楽しい遠足したいですね!

 

遠足に下見については、遠足の下見でトラブル回避!【保育士歴7年の私がポイントを解説】を参考にどうぞ。

当日の役割を伝える

当日 保育士 役割

遠足当日は、安全を考慮して複数の保育士が遠足に同行します。

同行してくれる保育士と事前に役割を決めて、保育士同士が同じ動きをしないようにしましょう。

 

子どもたちは普段と違う場所に行くとテンションが上がり何をするか分かりません

子どもを見る目をなるべく減らさないように心がけましょう。

 

当日の保育士の役割
  • 子どもの引率をする先生
  • 時間管理をする先生
  • 救急の先生

 

各クラスの担任の先生は、時々で子どもの人数確認を忘れずに行いましょう。

また、写真係などは専門のカメラマンを雇い、子どもを見る目を減らさないことがポインです。

 

役割がない先生は、

  • 子どもがトイレに行きたい
  • 子どもが怪我をした

 

などのトラブル対応が基本。

周りを見て行動する臨機応変で柔軟な対応が求められます。

 

どーの先生
どーの先生
ベテラン保育士さんにお願いするのが得策です!

保護者へ連絡する

保護者 連絡

保育園に来ている子どもの保護者は、就労によりとても忙しいです。

子どもの遠足日を忘れることも少なからずあります。

 

どーの先生
どーの先生
僕は、息子の遠足を忘れる自信しかありません。笑

 

嫁
こら!!

 

なので、1週間前から告知をしたり、前日に口頭で伝えるなどの対応を取るようにしましょう。

口頭で伝えた時などは、チェック用紙を用いることで、『言った・言わない』などのトラブルを防ぐこともできます。

 

どーの先生
どーの先生
こう言った配慮をしてくれると保護者目線からするとめちゃくちゃ助かります!

しおりの作成

しおり 作成

パソコンでテンプレを使って作ってしまえばOKです。

Googleで『遠足 しおり テンプレ』で検索すれば色々なテンプレが出てきます。

また、マイクロソフトのPowerPointで、『遠足しおり』で検索することでもテンプレが出てきます。

 

どーの先生
どーの先生
それらをちょっと編集すれば、時間短縮になります。

 

園によっては手書きを推奨しているところもあるので、園の方針に従いましょう。

僕の個人的な話をすると、『時代遅れも大概にしろ!』って感じです。

 

パソコンで簡単に遠足のしおりを作成する方法は、【忙しい保育士必見】園児が喜ぶ可愛い遠足しおりの作り方を参考にどうぞ。

雨天時の対応について考える

雨天時 対応

遠足当日は必ず晴れるとは限りません。

最悪の事態を想定して、雨の日の対応を考えておきましょう

 

【年齢別】雨の日が楽しくなる保育ネタ9選!【保育士歴7年が解説】では、年齢別に雨の日の保育ネタを紹介しています。

 

どーの先生
どーの先生
最後まで準備を疎かにしないのが保育士です。

遠足当日の必須アイテム

遠足当日 保育士 必須アイテム

遠足当日に持っておくと便利な必須アイテムを紹介します。

もしものときに備えておくのが保育士の基本です。

・携帯電話

・腕時計

・カメラ

・笛

・ウエットティッシュやタオル・ハンカチ

・汚物処理セット

・ビニール袋

・救急セット

・子どもの名簿、連絡票

・多めの水分

 

どれも当たり前のものなので説明は割愛します。

強いて言うなら、カメラは特にいらないです。

 

詳しく知りたい方は、保育士の遠足持ち物32選!【保育士歴7年が教える遠足ガイドブック】 という記事を参考にどうぞ。

遠足を楽しみにしている子どもはたくさんいる

遠足 子ども 楽しみ

遠足のねらいについて話をしてきました。

遠足は、園生活における子どもたちの楽しみの1つです。

遠足時期が近づくに連れて、遠足の話が話題となりにぎやかになります。

 

結局のところ、子どもたちが楽しく安全に1日を遠足に参加できることが1番のねらいと言えるでしょう。

 

保育士は保護者としっかりと連携を図り子どもの思い出に残る素敵な遠足にしたいですね。

あなたの頑張りが、子どもたちの笑顔を作るのです。

以上、遠足のねらいでした。

ABOUT ME
どーの先生
どーの先生
現役保育士です。保育士として働きながら、保育士の役立つ情報をブログで発信しています。保育士歴は4年目でして、新卒採用担当・新卒研修担当も担っております。『どーの先生の保育士ブログ』を読めば、保育士のすべてが分かる。そんなブログを目指しています。

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